Chainerを使っている研究プロジェクト

beam2d
リサーチャー

2016-12-02 16:18:49

Chainer Advent Calender 2日目です。このポストは Chainer Blog の記事 “Research projects using Chainer” とほぼ同じ内容の日本語版です)

最近、アルゴリズムの実装や実験に Chainer を使用している研究プロジェクトが出てきています。そこで、arXivで公開されている論文で Chainer を使っているものを検索し、リンク付きで表にまとめました: Research projects using Chainer

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2016年夏季インターンシップ開催報告

大野 健太
エンジニア

2016-10-28 18:41:49

PFI・PFNでは今年8, 9月に夏季インターンとして14名の方に来て頂き、機械学習・深層学習に関する様々なプロジェクトに取り組みました。このブログエントリでは、PFI・PFNのインターンシッププログラムの概要と、今年のインターンシップ、特に最終成果発表会についてを紹介します(写真は中間発表のポスター発表の様子です)。

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PFI・PFNのインターンプログラムについて

PFI, PFNでは、2010年からインターンシップを実施しています(PFNは2015年から)。夏季のインターンシップは毎年行っており、また毎年ではありませんが、春季にもインターンを実施しています。PFI・PFNのインターンシップの特徴として、8, 9月の2ヶ月間と比較的長期であること、インターンで行うプロジェクトのテーマに精通している社員がメンターにつき一緒にプロジェクトを進めていくこと(大抵の場合1人の学生に対してメンター2人)、インターン中の成果は論文やOSSなどの形で可能な範囲で公開できることなどが挙げられます。

準備に関しても4月から募集要項の作成を進めており、春季インターンも含めると、1年のうち半分以上はインターンに関して何らかのプロジェクトが動いていることになります。PFI・PFNがここまでインターンシップに力を入れている理由として、インターンを行った後に社員としてPFNに来ている方がメンバーとして活躍していること、社員の側もインターンで来ていただく学生の方々から最新の研究について学んでいること、インターンでのプロジェクトが学生の方の研究・学業にも直接的・間接的に役に立っているという自負があることなどが挙げられます。

選考は書類審査・コーディング審査・面接審査で実施しております(選考方法に関しては今後変更になる可能性は十分あります)。コーディング試験に関しては別のブログエントリにて、過去の選考で出題した課題を公開しておりますのでご参照ください。選考では、本人の興味・研究分野・得意な技術などを考慮し、指導できるメンターとの間でマッチングを行います。幸いなことに、PFI・PFNでのインターンを希望していただける方は多く、また、皆さん優秀な方が多いので、毎年選考には頭を悩ませています(そして、大体毎年想定以上の人数を採用してインターン期間中はてんやわんやになります)。今年の募集要項は過去のNewsをご参照ください。

今年の夏季インターンについて

PFNが事業を拡大し、人数面・設備面でキャパシティが増えたことで、今年の夏季インターンでは14人と例年以上に多くの方に参加していただきました(倍率としては例年と同等程度でした)。今年4月にオフィスを本郷三丁目から大手町に移転した時には空席がたくさんあると思っていたのですが、実際にインターンを開始したら、危うく席が足りなくなりそうになり、若干ヒヤヒヤしました。

インターンシップの募集する際に、大まかなテーマは設定していますが、具体的にどのようなテーマで行うかは採用後にインターン生とメンターとの間で議論を行い、プロジェクトの方向性を決めていきます。今年のテーマは以下の通りです。どのプロジェクトでも関しても異常検知・強化学習・深層生成モデルなどに関する最先端のテーマに取り組んでいただきました。

  • 対話における商品の営業
  • Automatically Fusing Functions on CuPy
  • Generation of 3D-avatar animation from latent representations
  • Response Summarizer: An Automatic Summarization System of Call Center Conversation
  • Imitation Learning for Autonomous Driving in TORCS
  • 3D Volumetric Data Generation with Generative Adversarial Networks
  • DQN with Differentiable Memory Architectures
  • Anomaly Detection by ADGM / LVAE
  • Multi-modal Deep Generative Model for Anomaly Detection
  • CNN based robotic grasping for randomly placed objects by human demonstration
  • Bayesian Dark Knowledge and Matrix Factorization

今年の新しい試みとして、中間発表・最終発表を従来の口頭発表形式から、ポスター形式に変更しました。また、最終発表は一般公開し、外部の方も参加していただけるようにしました。発表をポスター形式にしたことで、インターンの学生の方たちがPFI, PFN社員やお客さんと双方向の議論が出来たのはよかったのではないかと思います。最終発表会は当初2時間を予定していましたが、終了時間が過ぎても活発に議論が続いていました。最終発表会当日のポスターはリンク先のconnpassページにまとめておりますので、是非ご覧になってください(発表資料は順次追加していきます)。

今後のインターンシップに関して

PFNでは(私がPFN所属なのでこのような主語を置きます)来年以降も夏季インターンシップを実施する予定で、募集要項は4月頃に掲載する予定です。また、PFNでは、春季インターンなどの通年インターンシップやアルバイトも随時実施しております(通年でのインターンシップはまだ仕組みが整備されていないため、受け入れられる数が限定されていますが、HPへの募集要項の掲載などの準備を進めています)。PFI・PFNでのインターンシップやアルバイトに興味のある方は是非ご一報いただければと思います。

CEATEC2016に出展してきました 〜ロボット編〜

Taizan Yonetsuji

2016-10-20 16:03:19

PFNは2016年10月4-6日に千葉幕張メッセで開催されたCEATEC2016で、スマートピッキングロボットおよびバラ積みロボットの展示を行ってきました。ロボットの他にもドローンやDIMoに関する展示も一緒に行いました。こちらに関しては関連記事をご参照ください。

以下では、もう少し詳細な解説をしたいと思います。

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CEATEC2016に出展してきました 〜ドローン編〜

PreferredNetworks

2016-10-17 15:58:17

PFNは2016年10月4-6日に千葉幕張メッセで開催されたCEATEC2016で、深層強化学習に基づくドローン(マルチコプター)の自律飛行に関する展示を行ってきました。ドローンの他にもロボットやDIMoに関する展示も一緒に行いました。こちらに関しては関連記事をご参照ください。

ドローンスペースでは実機による自律飛行を披露しただけではなく、説明用のデモ動画を作って上映しました。以下がその動画となります。

 

以下では、この動画よりも少し踏み込んだ内容について知りたい方向けに解説したいと思います。

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Amazon Picking Challenge 2016 ~ドイツ・ライプチヒにて~

神谷保徳

2016-09-02 16:25:17

神谷です。

7月上旬、ドイツ・ライプチヒで開催されたAmazon Picking Challenge(以降APC)に、PFNとして参加しました。これは、Amazonが主催しているロボット競技会で、Amazonの倉庫内に在庫された商品から、購入された商品を棚から集めるタスクの自動化を想定した競技です。今回で2回目で、前回からのタスクである、指定された商品を棚からロボットで取得しカゴに入れるPickタスクと、新しく加わった、カゴに入っている商品を棚に入れるStowタスクの、二つのタスクがあります。Pickタスクは、前回から商品の種類や難易度も上昇しています。

実際に我々が作り上げたシステムの技術内容に関しては、PFI&PFNセミナーで概要ではありますが既に発表しており[1][2]、また日経Roboticsに弊社システムの解説記事や弊社岡野原のコラム、APC全体の技術解説も載る予定ですので、今回はドイツ・ライプチヒにおいて、実際に我々がどんなことを行っていたか、旅行記風に紹介しようと思います。


6/28、お昼頃、会場入りしました。スーツケースをたくさん持っているのは、手持ちのロボット部材や、工具があるためです。ぎりぎりまで開発を行っていたため、手持ちとなった物が多くあります。
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輸送されたロボットアーム達。実は、輸送に時間がかかるため、本番用ロボットアームは先に送り、直前までの開発には別のロボットを使用していました。それにまつわる様々なトラブル回避もありました。そうまでしたのは、それだけ短期間での開発だったためでもあります。
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箱開け。きれいに、きっちりと梱包されています。ぎりぎりまでの輸送タイミング交渉、また税関など、この輸送自体に関してもかなりの問題解決/回避が行われました。
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設置の様子。設置に関しても準備を凝らしていましたが、それでも電圧の違いによるトラブルが少しありました。ロジスティクスの方と協力し、短時間で完了しました。
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本番前々日
設置後、調整と改良が続きました。
本番前の調整では、奇跡的に隣にあった、ホームセンターが大活躍しました。例えば、照明条件の違いから、ライトを購入したり。ロボット競技では、現地でのイレギュラーがつきものです。
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本番前日
調整と改良を続けます。
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また、Amazon.deの見学にも行きました。
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試走のスケジュール表。試走では本気を出していない(動作の確認に徹している)チームもあり、まだまだ分かりません。
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本番直前。ぎりぎりまで改良を行いました。
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そして本番。オレンジのTシャツの人が、Amazonの委員の人です。ターゲットのアイテムと、棚内のアイテムの配置は数パターンあり、くじで選択する形です。委員の人がアイテムを慎重に配置していました。また、棚のずらしも、配置前に行われます。
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本番中。ハラハラドキドキ。本番のロボットの動作の様子はYouTubeに上がっています[3]。
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終わりました。幾つかミスはありましたが、満足のいく動作でした。
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そして表彰式
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表彰式後の一コマ
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その夜のパーティ。みんな笑顔。
他のチームの方やAmazonの方ともいろいろなお話をしました。
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次の日はデモです。試合までは調整であまり見られなかった他チームのシステムについて、拝見、質問をしました。我々が開発中に気付かなかったアイディアも幾つかありました。また、我々のシステムについてもいくつも質問を受けました。
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お片付け。ロボット達はまたPFNに戻ってきます。おつかれさまです。
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この数か月間、非常に大変でしたが、結果も伴い、とても良い形となりました。
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[1]http://www.slideshare.net/pfi/amazon-picking-challenge
[2]https://www.youtube.com/watch?v=gqcO8ZX0jB8
[3]https://www.youtube.com/watch?v=w7NgejZMSsA

Chainer MeetUP #03 を開催しました

Hideto Masuoka

2016-07-15 20:36:54

最近得居さんに雑なあだ名を付けられて、凹んでる舛岡です。

7/2(土)にChainer Meetup #03をドワンゴ様セミナールームで行いました!

今回も、アカデミックや企業で活躍されている方々にお話しして頂きました。
ドワンゴ様には前回に引き続き今回も会場をお借りしました。またニコ生の放送もお手伝い頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。

Chainer Meetupでの資料

Chainer, CuPy入門 @unnonounoさん


Chainer Update v1.8.0 -> v1.10.0+ @beam2dさん


シンパーセプション研究におけるChainer活用事例 @n_hidekeyさん


Chainerを使って細胞を数えてみた @samacobaさん


ヤフー音声認識サービスでのディープラーニングとGPU利用事例 Yahoo! Japan 磯部さん


NVIDIA更新情報: Tesla P100 PCIe/cuDNN 5.1 NVIDIA 井﨑さん


俺のtensorが全然flowしないのでみんなchainer使おう @hidesukeさん


深層学習ライブラリの環境問題 @yutakashinoさん


Peephole connectionsを実装してChainerのcontributorになった話 @Kotaro_Setoyamaさん


Chainerを使って白黒アニメの彩色実験をしてみた @Eiji_Kbさん

Real-Time Style Transferについて @_mayfaさん


On the benchmark of Chainer @delta2323_


ドーナツスポンサー

今回も エヌビディア合同株式会社様に、ドーナツスポンサーになって頂きました!
毎回準備していただく エヌビディア合同株式会社様、@yukofujiさんには感謝しております!

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当日の様子

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SIGMOD Programming Contest 2016 優勝

秋葉 拓哉
リサーチャー

2016-07-06 20:05:09

はじめまして。7/1 に入社しました新入社員の秋葉です。参加していた SIGMOD Programming Contest 2016 の結果が先週末にアナウンスされ、アドバイザーとして参加していたチームが優勝となりました。コンテストと我々のアプローチを簡単にご紹介したいと思います。

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SIGMOD Programming Contest とは?

SIGMOD Programming Contest は学会 SIGMOD の併設プログラミングコンテストです。SIGMOD は VLDB と並ぶデータベース分野の最も有名な ACM 系の国際学会です。コンテストの題材も学会のテーマに沿っており、大規模データの処理の高速化を競うものが殆どです。特に、近年に論文が複数出ているようなホットなトピックが選ばれるようです。

ちなみに、参加者は学生に限定されています。チームの人数に制限はありません。チームは教員を一人アドバイザーにすることができます。前職では国立情報学研究所の特任助教でしたので、学生時代の出身研究室の後輩同輩である生田くん、林くん、矢野くん、岩田さんのチームにアドバイザーとして参加しました。特に、実装は生田くんと林くんが全て頑張ってくれました。

100 チーム以上が参加し、5 チームがファイナリストとして選出され、サンフランシスコで開催されていた SIGMOD 2016 にて結果がアナウンスされました。

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今年のコンテストの問題は?

今年のコンテストの問題は、動的グラフ上のいわゆる最短経路クエリ(より正確には距離クエリ)です。入力として、まず最初に大規模なグラフが与えられます。少し前処理の時間ももらえます。次に、以下の 2 種類のクエリが与えられます。

* 距離の質問:2 頂点が指定されるので、その間の距離を答える
* グラフの変更:辺の追加や削除が指定される

細かいルールは省きましたが概ねこれだけです。とてもシンプルな問題です。グラフは小さいものから大きい物まであり、大きいものは数百万頂点・数千万辺の規模でした。

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問題の難しさ

一部の方はご存知の通り、実は最短経路クエリに対する索引付け手法は僕のこれまでの専門のど真ん中でした。「ズルい!」という声すら聞こえてきそうです。それでは、果たして本当に簡単に優勝できたのでしょうか?

残念ながら、枝刈りラベリング法などの僕らが作ってきたこれまでの手法は、実は今回はほぼ全く使う事ができませんでした。その理由は、過酷な問題設定にあります。今回の問題設定では、グラフが動的であり、しかも更新の頻度が高すぎるため、ガッツリとした索引データ構造を作ってしまうと、構築・更新のコストのせいで逆に損をしてしまう状況でした。しかも、実はグラフがソーシャルグラフだったり交通グラフだったりと性質もバラバラでした。

 

他チームのアプローチ

先に他のチームのアプローチから紹介します。予想通り、過酷すぎる問題設定故に、索引データ構造を保持するようなアルゴリズム的に興味深い手法を採用しているチームは無かったようです。枝刈りやキャッシュヒット率向上のためのちょっとした処理をグラフに加えるぐらいで、基本的には両側幅優先探索をひたすら高速化していたようです。

 

我々のチームのアプローチ

我々も両側幅優先探索の効率化に尽力しました。しかし、我々のチームは他のチームと異なり、今回の問題設定に適した軽量の索引データ構造を組み込み利用しました。ここが一番面白いかと思うので、この点について重点的に紹介します。

利用した手法は k-All-Path Cover (k-APC) です。k-APC は VLDB’14 で発表されベストペーパー賞を受賞しています。これを使うと、オーバーレイグラフと呼ばれる、元のグラフを「荒くした」グラフのようなものを作ることができます。遠い頂点対の処理をする際、始点終点の近くは元のグラフを探索し、それ以外の大部分はオーバーレイグラフの上だけを探索する、というようにすることができ、処理する頂点数・枝数を減らすことができます。

実際には VLDB’14 で発表された k-APC をそのまま今回の問題設定に使うことはできませんでした。しかし、我々は実はちょうど k-APC の後続研究をしており、その技術をそのまま利用することができました。(ちなみにこの研究は論文投稿中です。)

ただし、k-APC は交通グラフのような平均距離の長いグラフでは効果があるものの、ソーシャルグラフのようなグラフでは効果がありませんでした。そこで、最初にグラフの性質を判定し、k-APC を利用するか否かの判断をするようにしました。

 

感想など

実は、SIGMOD Programming Contest では、2 年前にもグラフ解析の高速化がテーマとなっています。その時にも今回に近いメンバーで参戦したのですが、残念ながら勝つことができませんでした。今回はアルゴリズム的にも面白いアプローチで奇策が功を奏し勝つことができて本当に良かったです。頑張ってくれたメンバー達に心からお礼を言いたいです。

記事の写真は全て筑波大学の塩川先生よりご提供頂きました。ありがとうございます。

夏季インターンのコーディング課題を公開します

大野 健太
エンジニア

2016-07-01 09:14:57

PFNの大野です。暑くなってきましたね。

PFI/PFNでは毎年8, 9月にインターンシップを実施しています。2ヶ月間と日本で行われるインターンシップの中では比較的長期間のプログラムですが、毎年多くの方にご参加いただいています。我々自身、インターンで来ていただく方から多くの事を勉強することができ、最も力を入れているイベントの1つです。今回は本社を大手町に移転してから初めてのインターンシップです。今年は例年以上の応募をいただき、過去最大規模でのインターンシップとなりそうです。

さて、インターンシップの選考では、応募者の方々にコーディング課題を解いていただいています。このコーディング課題は情報科学の基礎知識・プログラミング能力・問題解決能力を測ることを目的としており、毎年担当者が趣向を凝らした問題を作成しています。例年、どのような問題がコーディング課題として出題されるのか問い合わせをいただいておりましたが、公平性の観点からお答えできることが限られておりました。

そこで今回、過去のインターンの選考で出題したコーディング課題を公開することにいたしました。PFI/PFNのインターンに興味のある方はぜひ参考にしていただければと思います。改めて見ますと、我々の会社が得意としているアルゴリズムとデータ構造・文字列処理・画像処理・機械学習などのテーマでの出題が多かったようです。これらの分野を勉強・研究する方にとっても良い練習問題になるのではないかと思います。

  • 2011年(テーマ:文字列処理・回文)問題文
  • 2012年(テーマ:文字列処理・一般化しりとり)問題文
  • 2013年(テーマ:グラフ・探索アルゴリズム)問題文
  • 2014年(テーマ:画像処理・テンプレートマッチング)問題文
  • 2015年(テーマ:機械学習・前処理・教師あり学習)問題文
  • 2016年(テーマ:深層学習・AutoEncoder・ハイパーパラメータの決定)問題文

PFI/PFNのパーティーでプログラミングビンゴ大会を開催しました

海野 裕也
リサーチャー

2016-06-17 13:37:03

海野です。先週の金曜日に、PFIの設立10周年およびPFI/PFNのオフィス移転を記念してパーティーを行いました。主に、株主様や取引先様、また社員のご家族を呼んだパーティーで、ホテルのパーティー会場を借りて行いました。 この中でプログラミングコンテストビンゴ大会という、おそらく日本で(世界で?)類を見ない余興を実施しました。 今日は当日の様子と、開催の経緯をお伝えしようと思います。


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カーシミュレータでゼロから学ぶ,自動運転

YoshidaNaoto

2016-05-27 15:55:12

こんにちは!吉田です.東北大学で博士学生をしています.

このたび,Preferred Networks(PFN)で4月・5月と春インターンに参加させていただきました.

インターンでは,Deep Deterministic Policy Gradientと呼ばれる強化学習の手法を用いて,TORCSというレースゲーム内で自動車に自動運転を自分で1から学習させるという内容に取り組みました.

これは私が以前 Chainer を使って Deep Q-Network (DQN) と呼ばれる深層強化学習を再現した経験があり,またインターンでも強化学習に関連したタスクをしたいという希望をマッチングした結果で,個人的にも大変興味をもって取り組めたと思います.

TORCS(The Open Racing Car Simulator)はオープンソースのドライビングシミュレータとして公開されていて,近年の強化学習ではこのシミュレータ内での自動運転をタスクとした研究がいくつかされています.今回の強化学習では車のハンドル操作を出力とする,DQNとは異なり連続値の出力を扱う強化学習問題となっています.この問題を扱うため,先に紹介したDDPGと呼ばれる手法を用いることにしました.DDPGやその他,技術的な内容に関する説明は,Slideshareで公開しているPFIセミナーでの最終発表スライドでご確認ください↓


 

 

実は実験にはさまざまな困難があり,残念ながら今回のインターン期間中では画像入力だけから自動運転を学習させるというところまでは到達できなかったのが悔いの残るところです.しかしながら,今回のインターンシップを通してメンターの方々の他,様々な人とお話する機会があり,私にとってこれまでとは異なる,たくさんのフレッシュな経験を積むことができたと思います.

なお,今回のインターンプロジェクトで作成・使用したTORCS環境で強化学習を行うためのpythonコード 「gym_torcs」をgithubにて公開しています.我こそはという方は是非,自動運転 from-scratch を強化学習でトライしてみてください!

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